「知ってもらう」ということについて<序章>

こんにちは、Tumuriです。

あっという間に4月も過ぎ去り5月となってしまいましたね。ようやく暖かい(むしろ暑いまである)日が続くようになってきた一方で日中と朝晩とで寒暖差もあり、出掛ける時は服装に迷うばかりです。

 

さてさて、今回はタイトルの通り前回の更新の際に少し触れた"「知ってもらう」ということ"についてもう少しお話したいと思います。やはりというかなんというか、だいぶ間が空いてしまいました……。そしてきっとまた長くなってしまうとは思いますが、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。

 

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"「知ってもらう」ということ"について語るにあたって、まずは大前提となる部分からお話ししたいと思います。

 

3周年を機に作ったHPで名前と一緒に掲げている「言葉に遊んでもらって詩う人」というフレーズ。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますがHPを作る以前から、というより活動を始めた最初の頃からSNSのプロフィール文に記載していたフレーズです。

Tumuriとしての活動を始めたのはいくつかのきっかけが重なった結果だったのですが、その根底にあったのはいつの頃からかずっと心の片隅で燻っていた「言葉を使った何かがしたい」という気持ちでした。そのため、"言葉に携わる/言葉に触れていられる"ということがわたしにとって大切な唯一で、やや乱暴な言い方ですがその中でわたしにできることであれば何でも良かったというのが正直なところで。つまりは明確な目標というか、作詞なり小説なり脚本なり、これがやりたい!というものがあった訳ではなくて。

そういった中でTumuriを始めて、SNSのアカウントを作ってプロフィール文を書くとなった時に、「それじゃぁTumuriっていったい何なんだろう」と考えて出てきたのがあのフレーズでした。できる時にできる形で言葉と戯れていきたいなという気持ちの現れとも言えますね。

そうして、ありがたいことに様々なご縁をいただいて、作詞にはじまり短い短い小説を経て脚本にも挑戦させていただきまして。結果としてTumuriのことを説明する時に一言にしづらいという事態に陥ってはいますが(笑) 、そう思うといま改めて「言葉に遊んでもらって詩う人」というフレーズがしっくりきている気もするので、これもひとつの言霊かもしれませんね。

 

そんなTumuriですので漠然としたやりたいことや挑戦したいことはいくつか浮かぶものの、未だにこれといった目標というものを掲げるには至っていません。ただ、それはあくまでもTumuriとしての活動における到達目標の話であって、Tumuri自身としては「Tumuriで居続けること」が大きな大きな目標として心を占めるようになりました。それは「Tumuriとして出逢えた皆様とこれからも繋がっていたい」という気持ちでもあります。TumuriをTumuriで居させてくださるあなたへ、きちんとTumuriの言葉で恩返しをしていきたいなと。(Tumuriが渋滞している文章になってしまいました……笑)

 

そんなわけでTumuriを続けていくためには何が必要なのかということを考えた時に、まずは当然ながら「発信していくこと」すなわち「言葉を紡いで作品として公開していくこと」が挙げられるかと思います。

ここに関してはいただいたご縁を全うしていくのと同時に、いま短い短い小説たちを公開しているのと同じようにTumuri単体でもって作品を発表していく機会や場を少しずつ整えていけたらなと考えています。とはいえ形態や媒体、無料or有料の価格設定、などなど決めるべきことがたくさんあるのでまずは情報収集もしなくてはですし、もちろん新しく言葉も紡いでいかなくてはいけないので、すぐにどうこうは難しいかなと。まだ何の見通しも立っていませんが、気長にお待ちいただけますと幸いです。こういったものが欲しいといったご意見ご要望がもしおありでしたら参考のひとつとさせていただきますのでお知らせくださいませ。

 

Tumuriを続けていくために必要なこと、もう一つすぐに浮かんだのが「ご縁をたくさんいただけるようになること」でした。

先程も述べたようにありがたくも様々なご縁をいただいて、素敵な方々のお力をお借りしてTumuriの言葉をそれぞれの形で届けてもらえて、いまがあります。いまも、ご縁をいただいて進めているものがある状態(なのでまずはこちらに注力していかねばというところ)です。そうやってこれまでご一緒してくださった方々にまたご縁をいただけたならそれはとても嬉しいことですし、その中でTumuriとしての進化や深化をお見せできるように尽力したいと思っています。

一方で、同じ方々にばかり頼るのではなく、新しい方々ともご一緒させてもらえるようにならなくてはという気持ちも。新しい方とご一緒させていただくことで、また新たなTumuriも発見・発掘してお見せできたらなと。そうしてその先でまた、新しく出逢えるあなたが居たなら。そのためには、まずはTumuriという存在を素敵な表現者の方に新しく知っていただく必要があるわけです。

はい、ここでようやく本題である"「知ってもらう」ということ"に繋がるわけですね。何て長い前置きなのでしょうか……。このまま書き進めると本当にとてつもない長文になってしまうので、今回はいったんここまでとします。続きはまた、そう遠くないうちに更新できるようにがんばりますね。まさかブログでこんな長編大作(?)を綴ることになろうとは……。

 

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ここまで読んでくださったあなたへの感謝と慰労の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます、そしてすみません。今度はそうお待たせしないように尽力しますので、また次回の更新(そちらもまたきっと長文です……。)の際にはお付き合いいただけますと幸いです。

 

それでは、また。

3周年のご挨拶とHP開設への道。

こんばんは、Tumuriです。

春を感じる瞬間が着実に増えつつある一方で、まだまだ冬の名残が色濃く感じられる日も多かった今日までの3月。天気予報によればこの週末はだいぶ暖かくなりそうとのことで、そろそろ本格的な春の訪れとなるのですかね。外出の折には、少しずつ増えていく緑やお花の彩りでもって色鮮やかになっていく景色をしっかりと感じられるようにしたいです。

 

そんな中、私Tumuri、2024/03/01にて活動3周年を迎えました。3歳です。

まずは何よりも、この3年間のどこかでTumuriと出逢ってくださって、そこから見守ってくださっている皆様に、ありがとうございますの気持ちをお伝えしたいです。まだ3年、もう3年、どちらの感覚もあるのですが、どちらにしてもいまこうして言葉を綴れているのは、他ならぬひとりひとりのあなたのおかげなので。

あなたに出逢えたおかげで言葉を紡ぐことができて、紡いだ言葉を連れ出してもらえて、Tumuriの言葉に出逢ってもらえて、その言葉たちを少しでも気に入ってもらえて、その気持ちを伝えてもらえて、そうしてそれを励みにまた言葉が紡げて、紡ぐ機会もいただけて。本当に、ひとつひとつが、あなたの存在が、わたしをTumuriで居させてくれているのだなぁと、実感するばかりです。たとえそれがほんの一時の繋がりだったとしても、これからもずっと、わたしにとって大切なご縁の一つであることは変わりません。だけど願わくば、いまあるご縁は引き続き、そして途切れたご縁もまたいつか、また新しいご縁とも、これからも繋がっていけますように。

4年目のTumuriもどうぞよろしくお願いいたします。

 

そしてこのタイミングで、TumuriとしてのHPも開設しました。

Tumuri Official Site | 言葉に遊んでもらって詩う人

これからもTumuriで居るためには、少しでも多く「知ってもらう」ということもきっと必要で、そのためにもひとつこうした情報拠点を作っておきたいなと少し前から考えていたのです。ありがたいことに、送り出すことができている言葉たちが増えてきていたので、その情報をまとめた場所が欲しいなと。そうすれば、新しくTumuriと出逢って興味を持ってくださった方が居た時に「こんな言葉を紡いでいるよ」とお伝えしやすくなるはずだと。併せて、既に出逢ってくださっているあなたにも、もう少しだけTumuriのことを知ってもらえたらという気持ちも。

 

そういった気持ちや考えが少しずつ大きくはっきりとしていく中で、HPを作ろう、と本格的に決めたのは昨年末から年明けくらいのこと。その時はまだこのタイミングでとまでは思っておらずゆっくり準備をしていこうかなといった感じでした。初めての取り組みでもあったので、HPを作ったことのある友人や知人に少し話を聞いてみたりしながら何となく「こんな形にできたらいいな」というイメージも膨らませていって。

 

そんなところへ偶然、2月の初めに写真を撮っていただく機会が巡ってきまして。それがまたとんでもなく素敵なお写真たちになっていたので、これはもう使わせていただくしかないのではと思い立ち、そこでまた一気にHPのイメージも具体化されました。そしてここで、Tumuriのお誕生日がもうすぐで頑張ればそこに間に合うのではと気が付きました。間に合うならばこんなに最適なタイミングはないぞと。行き当たりばったりが過ぎますね。

 

写真を撮ってくれたのは、お友だちであり役者・制作・カメラマンとして多様に活躍されている伊藤ゆう子さんです。久しぶりにお茶でも、と連絡を取っている中で戯れ半分に写真も撮ってくださることになり、そうは言いながらも本気で全力で撮影してくださいました。

ちなみに撮影場所は某アニメ映画の聖地とそのすぐ近くです。行きたかった喫茶店(結局この日は満席で入れず。いずれリベンジします。)がその聖地のすぐ側だったので、せっかくだしと。なお、わたしもゆう子さんもその映画は未だに観ていなかったため、その場所がいかに尊いのかまでは知らないままに巡礼の方々に紛れて撮影をしていました。その点に関しては申し訳ないなという気持ちも。いま表に出しているのはすぐ近くで撮ったものばかりですが、聖地ど真ん中(?)で撮ったものもたくさんあるのでいずれどこかでお披露目するかもしれません。

 

そうして撮ってくださったお写真たち。HPやSNSに使いたいと伝えたところ快諾してくださった上に、「それならレタッチするよー」とまで言ってくださって……!そのままでも十分すぎるくらいの素敵写真たちだったのですが、お言葉に甘えていくつかお願いしてしまいました。本当にたくさん撮ってくださっていたのでそこから選ぶのがまた大変(という贅沢な悩み)で時間をかけておきながら、それなりの枚数をできれば3月1日に間に合わせたいなんていうわたしのとんでもない我儘にも嫌な素振り一つ見せずにお忙しい中ご対応くださいました。この場をお借りして改めて、本当に本当にありがとうございました。

 

そしてもうお一方、改めてお礼をお伝えしたい人がいます。羽川桜和子ちゃんです。

昨年1月の彼女の生誕祭で上演するために書いた『コウノトリの使い』の脚本。この作品のこともHPへ載せるにあたって、上演時の写真や映像の一部を使わせてもらえないかという相談の連絡をしたのです。ただその連絡が、わたしが画像や動画を上手いこと載せる方法を模索して目途が立ってからのことだったのでほとんど月末になってしまいまして。そのため特に日付の話はしていなかった(あとから載せられればと考えていた)のですが、連絡をして数日のうちに手元にデータが残っているか確認してくれて、以前にはねちゃんが自身のTwitterに載せていたダイジェスト動画と少しの写真データを送ってくれました。そのおかげで、わたしがイメージしていた理想の状態でHPを公開することができました。お忙しい中で時間を作って早々にご対応くださって、本当に本当にありがとうございました。

 

こうして、ゆう子さんとはねちゃん、それからふんわりと相談させていただいた方々のおかげで、無事に3周年のその日にHPの公開を迎えたわけです。ご協力くださった皆様に感謝感謝です。そして、公開したHPを早速ご覧くださったあなたにも。

 

ここからは、軽微な修正や調整はちょこちょこしていくかと思いますが、基本的には何か新しくお知らせやお披露目をできたタイミングでの更新になっていくことと思います。それだって真新しいという程の変化にはならないのでしょうが、良かったら時折また覗いてみてくださると嬉しいです。

どうせなら、何度でも楽しんでいただけるように何か定期的に変化をつけていくのもいいかもしれませんね。月替わりコンテンツでも作ろうかな。(たったいまこの瞬間での思い付きでしかないので、現状何の展望もありません。何か良きアイデアがあれば教えてください。笑)

そんなこんなで、HPの方もどうぞよろしくお願いいたします。

 

HPについてあれこれ綴っていたら随分と長くなってしまいました。まずはここまで読んでくださって、ありがとうございます。

新しく公開したお写真についてなど、「知ってもらう」ということについても併せて考えや想いをまとめようと思っていたのですが、それはまた改めてにしますね。できるだけ日を空けずにそちらも公開できるよう、がんばりたいと思います……。

果たして今度は何日かかるのか、乞うご期待です!(?)

 

それでは、また。

何度だって想うこと。

2月4日に立春を迎え、暦の上ではもう春となっているこの頃。ここ数日は少し前に雪が降ったとは思えない程の暖かな陽射しが続いていました。今日は少し風が強かったようですが、それもどうやら春一番だとか。

2月としては今年が閏年で29日まであるので、今日はちょうど真ん中の日。あっという間の折り返しですね。わたしは良くも悪くも相変わらずの日々を重ねています。

 

ありがたい再会に始まり、久しぶりにゆっくりお話できた方々がいて、わくわくするような打ち合わせや個人的に進めているものもあり、創作と地続きにあたるようなイベントにも足を運び。反省点もいろいろありつつ充実の半月でした。

 

わたしはおしなべて芸術と呼ばれるものに興味があり、まるで詳しくはないもののそれらを鑑賞することが好きで、折々で作品やパフォーマンスに触れる時間を作っては楽しんでいます。もちろん好みはあるし、ジャンルの偏りもあるのですが。

その中でしばしば、特に、新しく素敵だなぁと思える出逢いがあった時によく思うのが、"世の中には本当にたくさんの表現者がいて、その中で自分が出逢える表現作品や表現者はほんの一握りでしかないんだな"ということです。いま現在という意味でもそうですし、現代まで作品が残っている名だたる方々も含めて、これからもどんどん増えていくばかりで、その中で自分が触れられるものは本当にごく僅かでしかないんだなと。

そして更に言えば、芸術における評価は最終的に個人の好みに大きく左右されるものだと思っているので、触れられたものの中で自分好みの、素敵だなぁ好きだなぁと思えるものの数は更に限られていて。つまりはまだ出逢えていない、そして出逢えないままになってしまう素敵に思えるものも人もまだまだたくさんなはずで。 

 

そうしたことを考えた時に、いま出逢えている好きな作品や好きな人々と出逢えているご縁を本当に本当に幸せなことだなと改めて思えてきて、その度に感謝の気持ちでいっぱいになっています。願わくば、もっともっと、初めましてにも何度目ましてにも、たくさんたくさん出逢っていけますように。

 

それから、誰かにとって、いつかどこかで、Tumuriの言葉がひとつでもそんな風に想ってもらえたらいいな、なんてことを烏滸がましくも思うなどしています。そう思うのは、思えるようになったのはやっぱり、いまTumuriの言葉を好きだと思ってそれを伝えてくれている人々のおかげだなぁと。もっと言えば、Tumuriではないわたしの言葉に対してそうしたことを思って伝えてくれた人々のおかげでもあるなって。

例えば何かの折に人へ贈った言葉に、自分が触れたものに対して感じたことを記した言葉に、何気ない会話の中でわたしが発した言葉に、「いいね」「素敵だね」「好きだな」って伝えてくださった人たちの声が自分の中に重なっていったことでひとつ自信になって、そうした中できっかけをいただけてTumuriが生まれて、Tumuriとして言葉を重ねていけて、その結果としてTumuriの言葉に出逢ってくださった人々からまたそうした言葉をいただけることがあって、それらが全部全部、ひとつひとつ、本当に嬉しくて幸せで、励みになっています。感謝してもしきれなくて、その分をまた言葉に込めて、これからも綴っていけたらと思うばかりです。

まだまだがんばります。がんばれます。出逢ってくださって、少しでもTumuriの言葉を気に入ってくださって、それを伝えてくださって、本当に本当にありがとうございます。そんなあなたのことがわたしは大切で大好きです。これからもどうか、あなたが"好き"と言ってくださったTumuriの言葉が、あなたの"好き"の一欠片でいられますように。

 

本当はもう少しだけ綴りたい気持ちもあるのですが、長くなってしまったので今回はこの辺で。こうした気持ちはこれからも何度だって綴ってしまうんだろうな。その中であなたに少しでもこの気持ちが伝わっていましたら幸いです。

 

写真は先日の雪の日の後にいつもの道で見つけた誰かの気持ち。これだって立派な表現であり、素敵な作品ですよね。

天気予報を見ているとまた少し寒い日々となりそうなので、皆様どうかお身体お気をつけてお過ごしくださいね。

それでは、また。

2024年1月の話。

こんばんは、Tumuriです。

あっという間に2024年の1月もあともう少しで終わりを迎えて2月がやってくるという今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。わたしはというと、進めるべき作業のついでに(あるいはウォーミングアップとして)いまこのブログを書いています。

 

SNSの更新、日々を過ごす中で「これはネタにできるな」というものがあってもいざ更新しようと思うとこう、いろいろ考えすぎてしまってタイミングを逃すということを繰り返しております。ちゃんと言葉にしようとすると気力体力も使うタイプの人間ですし、ネットリテラシー的なことも少しは気にしてしまうので。単純に時間の使い方の問題だったり、優先順位の問題だったりもするのですが。

ブログに書こうと思っていた話題(というよりはテーマ?思考?)もあるのですが、まとめるのに少し時間がかかるだろうなぁと後回しにしていたら若干タイムリーな話題になってしまいまして、もう少し寝かせておこうかなと。2月末くらいには書いているかもしれません。でもどうかな。

 

そんなことはさておき、あっという間に過ぎ去った今年の1月も、それなりにいろいろなことがありました。人とのご縁でいえば新しく深まったものがあったり、数年ぶりの再会があったり、変わらぬ集いがあったり。インプットもぽつぽつとできて、素敵な作品やパフォーマンスに刺激を受けてうずうずもして。生活面では相変わらず難ありなところも大きいのですが、おかげさまで充実したといえる1ヶ月だったんじゃないかなと。ひとつひとつのご縁に感謝です。

 

Tumuriとしては昨年始動したものを進めつつ、新しく始まったものがありつつ、直近でやりたいなと思っていることもあり、といった感じです。しかし何分あまりにも体力がなく気力もすぐ削られてしまうので、無理なく無理なくと思っていたらなかなか進まないやつです。ということで変わらず根は詰めすぎないように、でも多少の無理もしつつ、でどうにか進めていきたいと思います。他の方が関わってくださっているものは特にね。それぞれ、いずれはお知らせできるかと思うので、その時にまたご興味を持っていただけたなら幸いです。

 

そんなわけで、2月はもう少したくさん動いていけたらいいなと思っているので、生きていくことはもちろん生活していくということもがんばろうと思います。楽しみな予定もいくつかあるしね。

まだまだ寒い日も続くかと思いますが、どうか皆様、まずは身体だけでも温かくしてご自愛くださいね。そして心も温かくなるような幸せが皆様の日々にたくさん訪れますように。

 

先日出逢えた飛行機雲の写真を添えて。

それでは、また。

新年のご挨拶と昨年の振り返り的な。

遅れ馳せながら、

2024年、あけましておめでとうございます。

 

元日から大きな自然災害が起こってしまったり翌日には空港事故が起こってしまったりと、日本では何やら不穏な幕開けとなってしまいましたね。直接的に巻き込まれてしまった方々はもちろん、あちらこちらに広がっている余波も含めて、大変な状況や不安の中にいらっしゃる方々に少しでも早く平穏が訪れることを祈るばかりです。

 

そしてそんな幕開けだからこそ、皆様にとってこの2024年が素敵な日々となることを願っています。悲しいことや不安なことを包み込めるくらい、たくさんの幸せが降り注ぎますように。その中で、ご縁が重なる瞬間や共有させてもらえる物事が少しでも多くあったならわたしはとても嬉しいです。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024.1.3. Wed. Tumuri

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そんなわけで、ごきげんよう、Tumuriです。

 

とてもとてもおひさしぶりのブログになってしまいました。もはやちょうど1年ぶりです。あまりに久しぶりすぎて、これまでどんなことを書いていたっけと過去の記事を一通り読み返してみたり、その時にログインしないままだった為に謎にアクセス数を自作自演してしまっていたり、ログインパスワードをまるで思い出せず再設定したりするところから始めました(笑)

 

本当は、せめて昨年末のうちに一度、振り返りのブログを書こうと思っていたのですがそれもままならず、新年のご挨拶を併せての更新となってしまいました。ここから先は2023年のことを簡単に振り返りつつ、その中で感じたことや想ったことを綴れたらというところです。長くなると思うので、お時間のある時にでもお目通しいただけたなら幸いです。

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2023年は、なかなか思うように動けない・進めない一年でした。体調的にも不安定なことが多くて。2022年にいろいろと挑戦の機会をいただいて、それらが一段落してひとまずは差し迫ったものが何もなくなったことで気が抜けたからもあったのかもしれません。特に上半期、とりわけ4月くらいまではかなり酷い状態で。ライブや公演などいろいろとお誘いのご連絡をいただいておきながら不義理をしてしまった皆様には申し訳ありませんでした。その後は緩やかに回復の兆しも見せつつ浮き沈みもありつつという状態が続いていたので、結局一年を通して周りの方々にご迷惑やご心配をお掛けしてしまうことの多い2023年でした。

それでも変わらずに寄り添ってくださった方々がいて、変わらずに見守ってくださった方々がいて、新しくご縁をいただけた方々もいて、ひとつひとつのご縁が本当に嬉しくありがたかったです。すべてのあなたへ、ありがとうございます。

 

そうした状況でしたので、Tumuriとして新しい言葉を綴るということもほとんどできていませんでした。そのことに対して焦りや不安のようなものを感じることも多々あった一方で、前年に携わったものが改めて、より広く皆様に届くようなタイミングもあって、その中でいただけた嬉しいお言葉の数々に自信やパワーが湧いてくる瞬間もたくさんありました。

 

歌詞に使っていただいているものについて「この曲好き」と言っていただけているのを見聞きできると、もちろんそれはメロディや歌い手さんたちのパフォーマンスがあってのものではあるのですが、その"好き"の中に少しでもTumuriの言葉も入れてもらえていたなら嬉しいなと思っています。中には「この曲の歌詞が(歌詞も)好き」と明言してくださっている方もいて、更には「歌詞のこの部分が好き」と具体的に挙げてくださっていたり、その歌い手さんのたくさんある素敵な楽曲の中で「特に(いちばん)好き」と言ってくださったりしていることもあって、そのお言葉がどんなに嬉しく力になることか。

 

インターネット上に公開している短い短い物語たちも、全部で4つあったうちの3つを前年に公開していながら最後の1つをずっと公開できていなくて、一年経った昨年末にようやくその最後の1つを公開したのですが、その一年の間にも少ないながらアクセスしてくださった方々がいたようでした。一つの作品扱いになっていてその全体でのアクセス数しかわからない仕様なので、具体的にどのページを訪れてくださっていたのかはわからないですし、ページに足を踏み入れたものの物語には全くないしは少ししか触れずに立ち去った方もいるかもしれません。ポジティブに考えたとして再訪して読み返してくださった方の足跡かもしれないので、新しく出逢ってくださった方がどのくらいいたのか、そして少しでも気に入ってくださったのかどうかもわかりませんが、それでも、可能性がゼロじゃないということがわたしにとっては大きな出来事の1つでした。

 

それに加えて、友人知人からもふとしたタイミングでこうした歌詞や物語・年明けに上演されていた脚本について言葉をもらえることがあり、わたしのことをよく知ってくれている人からの言葉ということで気恥ずかしさもありつつ、気にかけてもらえていることや気に入ってもらえていることに嬉しさを感じたりもしました。

 

そうした嬉しいお言葉のひとつひとつに生かされた2023年だったな、と、いま振り返ってみて強く感じています。それまで紡いできた言葉が無駄ではなかったんだなと思えたり、Tumuriという存在を赦してもらえた・認めてもらえたような心地がしたり、また何か紡ぎたい、まだまだ頑張りたいと思えたり。嬉しいご感想の中には、日頃わたし自身が素敵だなぁ好きだなぁと感じる言葉に出逢えた時に思うこととまったく同じことをTumuriの言葉に対して思ってくださっているものもあって。本当に、皆様のお気持ちひとつひとつがTumuriの言葉に、そしてTumuri自身に価値を与えてくださっているなぁと実感しました。感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

 

この、皆様からいただいた幸せを糧に、2024年はまた少しずつ言葉を紡いでいきたいと思います。いまのところすぐにお知らせできるようなものはないかと思うのですが、時がきたらお知らせできるように、またその時を少しでも早くできるように、尽力しますね。その時にまたご興味を持っていただけましたら幸いです。

 

まだまだ綴りたい想いはあるのですが、そうするとあまりに長くなってしまうので、それはまた改めてまとめたいと思います。ひとまずは皆様への感謝の気持ちをしっかりお伝えできていればと。

今年はもう少し、お知らせはなくとも何かの節目でもなくとも、各SNSを更新していけるようにもしたいと思います。それぞれ気にかけてくださったなら嬉しいです。

 

最後まで読んでくださったあなたに感謝を。

それでは、また。

『コウノトリの使い』終演。

2023年がはじまって、あと数日で早くも半月が経とうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こちらのブログではまだご挨拶できておりませんでしたね。遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。

今年も引き続きご縁を大切に、できることを精一杯やっていけたらと思います。皆様にとって2023年が素敵なものとなりますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さてさて、タイトルの通り今回はわたしの初脚本作品である『コウノトリの使い』について語ろうと思います。

 

2023年1月5日に行なわれた"羽川桜和子生誕祭"における演劇の部で上演するために書き上げた本作品。おかげさまで無事に終演しました。ご来場くださった皆様、配信でご覧くださった皆様、お心を寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。

そして、生誕祭という大切な日にやるお芝居の脚本を任せてくれたはねちゃん、出演と演出を引き受けてくれた龍之介くん、本当にありがとう!

 

脚本のお話をいただいたのは去年の6月頭でした。カーテンコールではねちゃんも言ってましたが最初は冗談半分というか、その場の勢いみたいな所もあって。その時点ではまだはねちゃんはわたしの書いた文章を読んだことがなかったので、まずはわたしの書いたもの(いま公開している短い短いお話たちです)を読んでもらって、その上で改めてお話をいただけたので、それを受けた形です。

 

引き受けたはいいものの、脚本はおろかまだ短い短い物語しか書いたことがなくて、脚本の書き方もわからなくて、本当に大丈夫かな?と不安な気持ちもありました。けれどそれ以上に、任せてもらえたことが嬉しくて、その気持ちに応えたくて、がんばろうと思えました。はねちゃんと龍之介くんの2人が「何かあれば一緒に考えるから相談して」と言ってくれていたことも大きかったです。すごく心強かったな。改めて2人にありがとうを言いたいです。

 

そうして書き始めて、7月中旬に進捗を一度共有して意見をもらって、タイトルが決まったのもこの辺りでした。そこからはねちゃんが素敵なフライヤーを作ってくれて、8月頭に情報解禁となりました。

そこから初稿が完成したのが10月半ば。はねちゃんと龍之介くんが舞台公演で忙しかったこともあり、改めて3人で打ち合わせをできたのが12月上旬。

そこから少し加筆と修正を加えて最終稿の形になったのが本番のおよそ2週間前。きっと2人にはすごく負担を掛けてしまったことと思います。けれど嫌な素振りひとつ見せずに受け入れてくれて、わたしの意見も大切にしてくれて、本番であそこまで形にしてくれました。本当にありがたいです。

 

ご来場予約や配信で観るねという言葉、楽しみだというお声にもすごく支えられました。今回、わたしにしては宣伝もたくさんしていて。自分にとって初めての挑戦で、もしかしたら最初で最後かもしれないという気持ちもありましたし、何よりはねちゃんの生誕祭ということで、わたしにできるお祝いの形は1人でも多くの方にご覧いただくことだと思ったからです。改めて、Tumuri扱いでご予約・ご購入くださった皆様、励みになるお言葉をくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

そんなこんなで迎えた本番当日。いよいよお客様に観ていただくということで、場当たりが終わったあたりからすごく緊張していました。お稽古を見学させてもらった時は、単純に自分の書いたものがお芝居として形になっていることが新鮮で、嬉しかったり楽しかったりして、本番が楽しみな気持ちが大きかったのですが、いざその日を迎えてみると、どきどきわくわくのどきどきの方が強くなっていました。お客様に楽しんでもらえるのか、はねちゃんのお誕生日を彩れるのか、そんな不安がありました。

 

終演後、お客様から直接感想を伺えて、ありがたいことにそれが温かいご好評のお言葉で、ようやく緊張もほぐれました。わたしにもお声かけくださった皆様、ありがとうございました。ひとつひとつのお言葉がとても嬉しかったです。(まるごとチケットもしくは物販ご購入で台本を手に入れてくださった方には僭越ながらサインも書かせていただきました。不慣れで不恰好なサインになってしまい恐れ入ります…。緊張感から解放されたからなのか手も震えてました。笑)

会場で観てくれた方々だけでなく、配信で観てくれた友人・知人からも連絡をもらいました。そのどれもが「良かったよ」という温かい言葉で、それもまた嬉しさと共にひと安心でした。またゆっくり感想を聞けたらいいな。

 

物語についても少しだけ。

 

一言にすれば、はねちゃんに捧げた作品です。

なんて言うと仰々しいですし、語弊があるかもしれません。ただ、気が付いてくださった方も多かったと思いますが、ラストの台詞、あの台詞をどうしても書きたくて、そこから紡ぎはじめた物語です。そうすると誕生に纏わるお話にするのがいいだろうな、できれば温かいお話にしたいな、なんてところからコウノトリを思い浮かべて。そこから着想を得て、あの設定ができあがりました。「世界観が良かった」というお声もいくつかいただけて嬉しかったです。

 

少女と青年に関しては、はねちゃんと龍之介くんのお芝居を何度か拝見していたので2人をイメージしながら書き進めて、わたしの観たい2人も少しだけ詰め込みました。あとは、青年には厭世的な雰囲気を、少女には生命力を滲ませたいなということも(物語の構造上という意味でも)考えました。

でも基本的には筆の進むままにというか、自然と会話が進んでいった印象です。その中でわたしも「あぁ、この少女(あるいは青年)はこういう人なんだな」と知っていったというか。なので彼らのこれまでやこれからはわたしも気になるところです。笑

 

観てくださった方々としてはどうなんでしょう。2人のどちらかに共感したり何か言葉が響いたりしているんでしょうか。物語は最後、受け取ってくださった方それぞれのものだと思っているので、わたしがあんまりあれこれ語るのもな、という気持ちもありまして。実際いろいろご感想を伺うと新しい発見があったり成る程なぁと思わされたりして。自分で書いているのにおもしろいですよね。

 

加えて、なんというか、書いている時は無我夢中で、後から振り返ろうとした時にはあんまり覚えていないというのもありまして。本当はきちっと理知的に考えて書いていくべきなのでしょうが、感覚で書いてしまってるというか。今後の課題の1つだなぁと今回の脚本執筆でもって痛感しました。

 

少し話が逸れてしまいましたね。

とにもかくにも、初めてで試行錯誤しながらの脚本執筆でしたが、皆様温かく受け取ってくださって、本当にありがとうございます。少しでも皆様に楽しんでいただけて、はねちゃんの生誕祭を盛り上げる一助となっていましたら嬉しいです。

そして更に嬉しいことに「次回作は?」といったお声もいただきまして。現状は予定がないのですが、何か機会を作れたらなと思っております。

 

自分のペースで少しずつでも前進していけたらと思っておりますので、応援してくださると励みになります。

また何かありましたらTwitterやこのブログでお知らせしていきますね。

 

長々と綴ってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。

それでは、また。

2022年の足跡

晦日の夜、ふと思い立ちまして、今年皆様にご覧いただけるようになったものをまとめてみました。

 

■作詞

・星灯り/深水彩穂ちゃん(https://youtu.be/W6Y6XIocBYI)

・カフェタイム/深水彩穂ちゃん(https://youtu.be/VQaVYmkCXnU)

・青春ダイアリー/ハープスター様(https://youtu.be/23K5k9inQeM)

・咲き誇れ!わたし、/かすみ草とステラ様(https://youtu.be/haSkIBnt7BE)(https://linkco.re/9M6fyBb3)

・AngelStar/テンシメシ໒꒱様(https://linkco.re/zffcfEqU)※共同作詞

・ともだちの恋人/深水彩穂ちゃん(https://youtu.be/oP-J3ABPAt4)

 

■小説

・春、微笑む(https://sutekibungei.com/novels/faf7c684-4914-40b8-9329-2593670c9188/027b3b4a-d71d-4f2c-95f4-0d07219342f6)

・夏、揺らめく(https://sutekibungei.com/novels/faf7c684-4914-40b8-9329-2593670c9188/dfdc4616-51b1-4198-a18d-cba63c581cfc)

・秋、佇む(https://sutekibungei.com/novels/faf7c684-4914-40b8-9329-2593670c9188/0ca6da65-24a4-4617-bd9f-01198471e505)

 

昨年書いていたもの、今年新たに書いたもの、それぞれですが、ひとつひとつ、その時の精一杯で紡ぎました。受け取ってくださった皆様、ありがとうございます。

来年もまた皆様にお届けできるものありますように。そしてTumuriとして成長できるようにがんばります。

2022年、ご縁のあった皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました。そのご縁が続いていきましたら嬉しく思います。

 

それでは、また。